故増保会長、10月の急逝からお別れ会を

(株)きくや美粧堂（増保利行社長）は、2月3日、東京・グランドプリンスホテル新高輪の飛天の間で、故増保憲一会長兼 (株)ケイビープランニング相談役の「お別れの会」を開きました。

当日は故人の誕生日でした。2部制で行われた会場は新型コロナウイルス感染予防が徹底されており、全国から理美容業界関係者が多数参列。10月12日の急逝から約4か月経ち、参列者は惜しみながら遺影を見つめ献花しました。ロビーには増保会長が大切にしていた儒学者佐藤一斎の「言志四録」の言葉「一燈ヲ頼ム」の自筆を印刷したメッセージボードがあり、「お客さまの人生により深く関わりながら美容業を成功させてほしい。そうなれると期待しています」と最後につづられていました。

祭壇の両側には増保社長と親子で語り微笑みあう写真が大きく並んでいました。献花の後、その写真を見つめ偲ぶ参列者の姿が多く見られました。

ボードには「心の先に堤灯をつけて自分の信じた道を照らしてただ進め」という「一燈ヲ頼ム」の意と大切にした思いの、業界への展望がありました。

-2022年美容文化5月号掲載-