未来の理美容を描く101年目をスタート
タカラベルモント(株)(吉川秀隆会長兼社長)は4月6日、リーガロイヤルホテル大阪で「全国有力代理店会議」を開催。
はじめに吉川社長が「3年ぶりの開催。社員一同、みなさまと次の100年を歩みたい。コロナ禍で生活環境が変化し、効率的な新しいカタチへ一緒に変化するとともに、リフレッシュで高まるサロンニーズに期待したい」と述べ、同社2021年度の業績(連結売上高国内565億円、海外167億円の合計732億円。前年比14%UP)を発表。ロイヤルカスタマー型サロンやルーミングサロンの出店増加、「エドル」の販売拡大、「ルベルワン」の高評価など好調の要因を紹介しました。
続いて今年度の取り組みを説明。サロンにおける体験価値の向上について、「ビューティアクティベーション」のもと体験型を提案。ルーミングをさらに導入させ、客単価を上げる頭浸浴やヒゲ脱毛のメニューを定着させる提案をしていくとしました。デジタルテクノロジーの活用については、Web上で来店前にプレオーダーできる「Palpul(パルプル)」、会員制オンラインストア「ビューティシティ」を昨年度にスタートさせ、「365日サポートでサロンビジネス市場を変える」をテーマに始動。オンラインショールームのVTRも流れました。SDGsへの取り組みについて、エコ給湯器や節水シャワーヘッドの切り替えでサロンの啓蒙活動をしながら消費者向けのPRを行い、活動がビジネスにもつながるよう取り組んでいくとし、ルベルでは2025年には100%の製品を環境対応型にすることを目標としています。
また、TWBC2022を11月21日、22日にパシフィコ横浜で開催することも発表されました。
創業100周年の企業目的(=パーパス)である「美しい人生を、かなえよう。」をスクリーンに映して展望を語る吉川会長兼社長。
理美容機器、ルベル商品の展示があったほか、表彰式と懇親会も行われました。売上1位の(株)きくや美粧堂・増保利行社長が乾杯の発声。
TWBC2022では、創業100周年を迎える同社の記念事業として、さまざまな企画が予定されています。
会場には「edol」や「LebeL ONE」などの製品が並べられていました。
-2022年美容文化7月号掲載-